トコジラミの卵
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みなさん、こんにちは。前回のブログでトコジラミの一生について触れましたが、今回はその生涯の出発点である「卵」に焦点を当ててみましょう。
トコジラミの卵の特徴は、楕円形の片方に丸い蓋がついていることです。そして、薄っすらと内部に見えるピンク色の目が特徴です。このピンク色の目が濃くなればなるほど、産まれてくる時期が近づいていることを示します!
では、卵の特徴を詳しく見ていきましょう。
1. サイズと形状
• 長さ:約1mm(米粒の20分の1程度)
• 形:楕円形で、片端がわずかに丸みを帯びています。
• 色:乳白色で、産卵直後は半透明です。
2. 産卵場所
トコジラミは以下のような場所に卵を産みます:
• マットレスの縫い目
• 家具の裂け目
• 壁紙の裏側
• カーペットの下
3. 産卵数と頻度
• 1回の産卵で5〜12個の卵を産みます。
• メスのトコジラミは生涯で200〜500個の卵を産むことができます。
• 十分な栄養がある場合、2〜3日おきに産卵します。
4. 孵化までの期間
• 通常、10日から2週間で孵化します。
• 温度が低いと孵化までの期間が長くなることがあります。
5. 卵の耐性
• 乾燥に強く、数か月間生存可能です。
• 一般的な殺虫剤に対して抵抗力があります。
6. 発見方法
• 肉眼での発見は困難です。
• 黒色光(UV)を使用すると、卵が蛍光を発して見つけやすくなります。
トコジラミの卵を見つけたら、早急に対策を取ることが大切です!